自宅での生活
退院後は、2階の自分の部屋にあったベッドを1階に運んでもらい、階段の上り下りをしなくても済むように。どうも松葉杖で階段を下りるのがへたくそみたいで、怖い(笑)
左脚にかけていいのは、自分の体重の1/3だけ。
松葉杖で両手がふさがっているので、食事の仕度を手伝うとか、そういったことができません…。それでもなるべく自力で色々したくて、どうしても!っていうときは、脇にどちらか一方の松葉杖を挟んで物を持ちました。
お風呂は浸からずシャワーのみです。
固定装具を外すことへの恐怖感みたいのはなくなってきましたが、たまに膝が0度より伸びきりすぎてしまいそうになりヒヤッとすることがありました。
お風呂上がりとリハビリ後はアイシング15分を欠かしません。
リハビリ
退院後のリハビリは、ずっと通っていた地元の病院に戻ります。
担当PTの先生の開口一番が「お疲れ様でした」だったのが嬉しかったです。心なしかいつもよりは優しい気が(笑)
マッサージをしてもらい、マッスルセッティングで力の入り具合の確認など。最後にEMSといった、電流で筋肉に刺激をしながらセッティングで大腿筋のトレーニングをしました。
セッティングの際も最初は激痛で「膝がパキッ」と割れてしまいそうなのですが「割れません!」とPT。しかし、やっていくうちに徐々に伸ばせるように。
また、半腱様腱というハムの内側の腱を移植するために取っているため、ハムが肉離れ状態にあります。そのため、どうしても外側の筋肉がカバーしようとするようで、腸脛靭帯の付け根(膝の外側)が痛くなってしまうので、そこを重点的にほぐします。
ハムの痛みについてはこ知らは時間の問題のようで、周りの筋肉をしっかりつけていくしかありません。
しかし、PTの先生いわく「あまり腫れていない」とのこと。
確かに、入院中に一度シャワーを浴びようと包帯を取った時に比べたらだいぶ腫れは落ち着いた感じ。膝蓋骨の形こそわからないけど、パンパンといった感じではない。
屈曲は115度、伸展はマッサージを終えたあとだと0度近くまで。
1週間で115度まで曲がる人はなかなかいないそう!
ということで予後は順調のようです。
なんだか早く回復するんじゃないかという希望すら見えてきます。屈曲120度でバイクが漕げるようになるそうなので、まずはそこに向けて頑張ります!早く有酸素運動をして体力や体系の維持をしたい。
伸展についても0度まで伸びるようになれば、セッティングでより筋肉に力を入れられるようになるので、この4ヶ月で蓄えた筋力貯金を維持できるとのこと!
地味なことの積み重ねになるとは思うけど、それがいずれ大きな差になると思うので頑張ろう。
この日、消毒のために初めてパットを剥がして傷口を見たのですが、思ったよりショッキングではありませんでした。こんなもんか…といった感じ。表面の皮膚はすでにくっついているようで沁みたりもしませんでした。
それよりも気になるのが、傷ではないところに出てきたこの皮下出血。医師に聞いたところ、問題はないとのことですが、少しグロい…。